2013年10月17日木曜日

クルマ購入の真実(大げさ)2

クルマの仕入れについては、先に述べた通りですが、
コレは基本的に国産車でも輸入車でも同じです。

が、輸入車にはココの部分に大きな弱点があります。
それは、そのままですが「輸入車」である、という事。

「輸入車」という以上、海外で生産され、「輸入」されている、という事です。
BMWはヨーロッパ、当然ですが船便です。数日では運んでくる事すらできません。
なので、輸入車の場合は特に、「発注から1ヶ月以内で納車」の場合、
「既に国内にある在庫車」だ、という事に間違いありません。

※追記
調べてみたら、BMWの生産国は数カ国あるようですね。
ドイツ、アメリカ、南アフリカ、オーストラリアとか。少なくとも、2013年現在、日本で生産はされていません。
---追記終わり---

ちなみに、「外国のクルマ」を、「国内」で生産する、という事がないワケではありません。ただし、この場合は「輸入車」ではなく、普通は「OEM」・・・ようは、ライセンス生産、ってコトになります。
輸入車ではないので関税はかかりませんが、ライセンス代がかかるので、通常より高くなるには違いありません。
OEMは、日本車同士でも頻繁に行われています。日産やマツダの軽自動車なんかは、わかりやすい例ですね。
輸入車をOEMで、というのもまぁあります。
記憶には・・・スバルのナントカとかいうミニバン系のクルマが、OEMだったなぁ。


さて、ここまで述べれば、カンのいい人ならわかると思いますが・・・
特に輸入車は、「色」とか「モデル」とか、「メーカーオプション」とかは、思っているよりも「選択の余地」がありません。
だってまぁ、「既にあるもの」を売ってるワケですから。
なので、モノによっては値引きが全然ないのに、色やオプションを変えるとイキナリ値引きがつく、というおかしな現象が発生します。
どうしても譲れない所だけ伝えて、後は営業マンに任せる方が、値引きは出やすいといえます。

また、モデル末期・・・320dで言うと2013年11月とかですね、は、「以後の発注は新型」となり、逆に言って「今ある在庫を早めにはけさせたい」というキモチが生まれます。
「年度末」は、単純に「数字を上げたい」がゆえの値引きですが、
「モデル末期」は在庫という物理的な障壁があるので、もっと値引き額が大きくなる可能性があります。

ただし、くどいようですが「在庫」ありきなので、選べる余地は狭まります。
極端に言えば、営業マンに「在庫」を聞いて、その範囲内で選ぶというコトを条件とすれば、値引きを引き出しやすい・・・ですね。
自社に「在庫」がない色やモデルや装備だった場合は、在庫のあるヨソから仕入れる事になるので、ディーラー的にはちょっと損。なので、値引きが渋くなります。
周辺のどこにも在庫がないと、最終的に本国へ発注。
現行モデルでは既に「無理」かもしれませんね。
当然、値引きはほぼゼロ。

ある程度選択肢があり、頑張って値切るのなら、
近隣でもなるべく大手のディーラーで、
BMW3シリーズならまさに「今」、10月中に勝負するのがベターだと思います。

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