2013年10月16日水曜日

クルマ購入の真実(大げさ)

今現在、320dを購入すると、納車まで早いと2週間、
普通だと~4週間。と言います。

が、冷静に考えてください。新車、それもクルマが、「2週間」ごときで生産できるワケないですよね。輸入車ならなおさら、です。
また、数百万するモノが、数十万単位で値引きって・・・なんなんでしょうか。

どういう事になっているのか、ちょっと解説してみたいと思います。
ちなみに、ワタシは業界人ではありませんw


さて、まず価格から。
クルマを作る「メーカー」と、クルマを売る「ディーラー」は、法人として別組織です。近しい立ち位置ではありますが(メーカーによって微妙に違うようですが)
基本的に、ディーラーはメーカーからクルマを「仕入れ」て、売ります。
ようは、定価150万のクルマを、原価100万で仕入れて売れば、50万の利益。
という事です。
そして、ディーラーの経費(人件費とか事務所の維持費とか)を差し引いた残りが、「値引きできる猶予」という事になります。

が、コレ以外にディーラーには収入があります。
例えば、「ディーラーオプション」と言われるモノ。コレは基本的に、ディーラー独自の装備やサービスなので、丸々ディーラーの取り分となります。
また、「報奨金」というモノが、あります。
ある程度まとまった数を発注すると、メーカーから「ボーナス」が出る、という仕組みです。
コレがあるので、ディーラーは多少無茶をしても、あらかじめクルマを「定量」仕入れます。売れるか売れないか、というのは関係ありません。
経験則から、「売れそうな」色やモデル、装備のクルマを、まとめて発注しておくのです。(クルマがモノとして存在しているか否かではなく、「発注」という事実があればOKなので、「在庫」と言ってもディーラーの倉庫に置いてあるわけではありません)

当然、図体の大きい会社(ディーラー)ほど、資金力に余裕があり、大量の在庫を抱えられます。それはイコール、報奨金が沢山出るという事になり、それはそのまま、ディーラーの「値引きが出来る余裕」という事になるのです。

とりあえずここまで。

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